この記事の結論
2026年のセ・リーグCSファーストステージは、10月10日から東京ドームで巨人対DeNA。DeNAはレギュラーシーズンの対巨人成績で12勝13敗と1つ負け越しましたが、9月の横浜3連戦を3連勝、さらに10月3日の東京ドーム最終対戦も5-2で勝利しています。第1戦は東克樹が本命と予想。3試合制では先に2勝したチームが勝ち上がり、1勝1敗1分など勝利数が並んだ場合は2位の巨人がファイナルへ進みます。DeNAが突破するには「初戦を取る」「巨人の先発陣に長打で先制する」「ブルペンを短期決戦仕様で惜しまず使う」の3点が重要です。
10月10日、東京ドーム。
2026年のDeNAは、2位・巨人とのクライマックスシリーズ・ファーストステージから日本シリーズへの道を始めます。
相川DeNAは9月に8連勝。9月13日からの巨人3連戦も3連勝し、10月3日のレギュラーシーズン最終対戦でも東京ドームで5-2と勝利しました。
一方、シーズン全体では巨人に12勝13敗。決して「相性がいい」と言い切れる相手ではありません。
短期決戦で何が重要になるのか。先発は誰か。東京ドームでどう戦うのか。勝ち上がり条件までまとめて整理します。
- DeNA対巨人のCSファーストステージは10月10日開幕
- 勝ち上がり条件|DeNAは「巨人より多く勝つ」必要がある
- 2026年の対戦成績はDeNAの12勝13敗|ほぼ互角
- 9月の巨人3連戦を3連勝|13得点の大勝もあった
- 10月3日も東京ドームで5-2勝利|本番と同じ球場で勝てた
- 第1戦の先発予想|DeNAは東克樹が本命
- 第2戦・第3戦のDeNA先発は誰?
- 私なら第2戦は尾形、第3戦は石田裕太郎を予想
- 巨人の第1戦先発は誰?井上・戸郷・山﨑伊織らが候補
- DeNA打線が巨人を攻略する鍵は「先に長打を出す」こと
- 牧秀悟が鍵|30本塁打の主将が短期決戦の中心
- 筒香・エンカーナシオンの一発も東京ドームでは怖い
- 東京ドームでは前半かなり苦しんだ|そこは忘れてはいけない
- ブルペン勝負ならDeNAに勝機はあるか
- 第1戦を取る重要性|3試合制は初戦がとにかく大きい
- DeNAが巨人に勝つための3条件
- 巨人側の怖さ|2位のアドバンテージはホームだけではない
- 2024年のCSを思い出す|3位から勝ち上がった経験
- 巨人を突破すれば次は阪神とのファイナル
- DeNAは巨人に勝てる?私の予想
- まとめ|まず東で1勝、東京ドームで巨人を倒せるか
DeNA対巨人のCSファーストステージは10月10日開幕
NPB公式日程では、セ・リーグのファーストステージは10月10日から12日までの最大3試合。13日が予備日です。
2位球団の専用球場で開催されるため、2026年はすべて東京ドームです。
| 日付 | 試合 | 開始予定 | 会場 |
|---|---|---|---|
| 10月10日 | 第1戦 | 14:00 | 東京ドーム |
| 10月11日 | 第2戦 | 14:00 | 東京ドーム |
| 10月12日 | 第3戦 | 14:00 | 東京ドーム |
| 10月13日 | 予備日 | 18:00予定 | 東京ドーム |
勝ち上がり条件|DeNAは「巨人より多く勝つ」必要がある
ファーストステージは3試合制。
先に2勝したチームがファイナルステージへ進みます。
ただしDeNAにとって重要なのが引き分けです。
3試合終了時点で両球団の勝利数が同じ場合、レギュラーシーズン上位の2位・巨人が勝者になります。DeNAは「負けなければいい」ではなく、巨人より1つ多く勝つ必要があります。
2勝0敗、または2勝1敗ならDeNAが突破。1勝1敗1分、1勝2敗などでは巨人が勝ち上がります。
2026年の対戦成績はDeNAの12勝13敗|ほぼ互角
レギュラーシーズン25試合の対戦成績は、DeNAから見て12勝13敗。
数字だけなら巨人がわずかに上ですが、シーズン前半と終盤では印象がかなり違います。
前半:巨人が大きく先行
9月13〜15日:DeNAが横浜で3連勝
10月3日:東京ドームでDeNAが5-2勝利
最終対戦成績:12勝13敗
7月途中にはDeNAが巨人に3勝10敗まで押し込まれていました。
そこから終盤に一気に巻き返して、最終的には1つ負け越しまで戻しています。
9月の巨人3連戦を3連勝|13得点の大勝もあった
CSを考えるうえで最も参考になるのが、9月13〜15日の横浜3連戦です。
| 日付 | 結果 |
|---|---|
| 9月13日 | DeNA 5-0 巨人 |
| 9月14日 | DeNA 4-3 巨人 |
| 9月15日 | DeNA 13-2 巨人 |
3試合で22得点。
特に9月15日は東克樹が先発し、打線が戸郷翔征を序盤から攻略。牧秀悟、佐野恵太、筒香嘉智、蝦名達夫に本塁打が出て13-2で大勝しました。
CSで同じ展開になる保証はありませんが、「巨人投手陣を打てない相手ではない」ことは終盤に証明しています。
10月3日も東京ドームで5-2勝利|本番と同じ球場で勝てた
もう一つ大きいのが10月3日の東京ドーム最終対戦です。
DeNAは巨人に5-2で勝利。
CSファーストステージと同じ東京ドームで、わずか1週間前に白星を取れたことは心理的にもプラスです。
シーズン中盤までは東京ドームで苦しみました。それでも9月2日の京セラでの勝利、10月3日の東京ドーム勝利など終盤は巨人のホームゲームでも結果を出しています。短期決戦へ入る直前の勝利という意味は小さくありません。
第1戦の先発予想|DeNAは東克樹が本命
第1戦の先発として最も自然なのは東克樹です。
2026年は25試合、12勝6敗、防御率2.40、161回1/3、120奪三振。
| 登板 | 勝敗 | 投球回 | 防御率 | 奪三振 |
|---|---|---|---|---|
| 25 | 12勝6敗 | 161回1/3 | 2.40 | 120 |
チーム最多12勝のエースです。
最後の公式戦登板は9月28日の広島戦。CS第1戦まで十分な間隔があります。
さらに9月15日の巨人戦では勝利投手となり、DeNA打線の13得点にも援護されました。
・チーム最多12勝
・防御率2.40
・十分な登板間隔
・巨人戦の終盤に勝利
・3試合制で「まず1勝」を取りにいくならエースが自然
もちろん正式な予告先発が発表されるまでは予想ですが、現時点では第1戦・東が最有力と考えます。
第2戦・第3戦のDeNA先発は誰?
2戦目以降は東ほど明確ではありません。
候補として考えやすいのは、尾形崇斗、平良拳太郎、石田裕太郎、竹田祐らです。
| 投手 | 2026年成績 | 特徴 |
|---|---|---|
| 尾形崇斗 | 6勝3敗・防御率3.32 | シーズン途中加入後に先発定着 |
| 平良拳太郎 | 5勝8敗・防御率3.41 | 制球力とゲームメーク |
| 石田裕太郎 | 5勝8敗・防御率2.91 | 120回2/3を投げた右腕 |
| 竹田祐 | 3勝4敗・防御率4.62 | 若手右腕 |
| 候補 | 勝 | 防御率 |
|---|---|---|
| 尾形 | 6 | 3.32 |
| 平良 | 5 | 3.41 |
| 石田裕 | 5 | 2.91 |
| 竹田 | 3 | 4.62 |
短期決戦なので、レギュラーシーズンの登板順そのままではなく、「巨人打線との相性」「第1戦の結果」「ブルペンへの回し方」まで含めて決める可能性があります。
私なら第2戦は尾形、第3戦は石田裕太郎を予想
現時点の予想なら、第2戦は尾形、第3戦までもつれれば石田裕太郎を候補に挙げます。
尾形は移籍後17試合で6勝3敗、防御率3.32。新しい先発陣の柱の一人になりました。
石田裕は20試合で120回2/3、防御率2.91。勝敗こそ5勝8敗ですが、年間を通した投球内容では十分に候補です。
1勝1敗で第3戦へ進んだ場合、先発を長く引っ張る必要はありません。先発候補を複数ベンチへ入れ、早めの継投で勝ち切る形も考えられます。
巨人の第1戦先発は誰?井上・戸郷・山﨑伊織らが候補
巨人側も先発候補は複数います。
戸郷翔征、井上温大、竹丸和幸、小笠原慎之介、そして右肩痛から復帰した山﨑伊織です。
山﨑は10月2日のヤクルト戦で約1カ月半ぶりに一軍復帰し、4回5安打1失点。最速151.4キロを記録しました。
巨人首脳陣もCSでの先発候補として期待を示しています。
戸郷翔征
井上温大
竹丸和幸
小笠原慎之介
山﨑伊織
10月3日の最終対戦では井上温大が先発しており、登板間隔をどう組むかでも第1戦候補は変わりそうです。
DeNA打線が巨人を攻略する鍵は「先に長打を出す」こと
東京ドームでの短期決戦は、一発の価値が大きくなります。
DeNAには牧、筒香、エンカーナシオン、佐野と長打を期待できる打者がそろっています。
9月15日の巨人戦では、
- 牧秀悟
- 佐野恵太
- 筒香嘉智
- 蝦名達夫
の4人が本塁打を放っています。
CSでは「何安打したか」よりも、「先に何点取ったか」が重要になります。
牧秀悟が鍵|30本塁打の主将が短期決戦の中心
2026年の牧は107試合で打率.280、30本塁打、75打点。
右太もも裏の肉離れで離脱しながら、自身初の30本塁打まで到達しました。
| 試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 |
|---|---|---|---|
| 107 | .280 | 30 | 75 |
相川監督が年間を通して打線の中心と考えた選手です。
東京ドームは本塁打が試合を動かしやすい球場。牧が第1戦の早い回に長打を出せるかは、大きなポイントです。
筒香・エンカーナシオンの一発も東京ドームでは怖い
牧だけではありません。
筒香は9月15日の巨人戦でも本塁打。エンカーナシオンは途中加入ながら62試合で11本塁打を記録しました。
巨人からすれば、牧の前後に長打者が並ぶこと自体がプレッシャーになります。
上位で走者を出す
↓
牧・筒香・エンカーナシオンで長打
↓
巨人の勝ちパターンが出る前にリード
東京ドームでは前半かなり苦しんだ|そこは忘れてはいけない
直近で勝っているとはいえ、シーズンを通して東京ドームが楽な場所だったわけではありません。
4月4、5日は連敗。
5月15〜17日には巨人に3連敗し、3試合でDeNAはわずか3得点。
7月31日も0-6で完封負けしています。
だからこそ、「10月3日に勝ったからCSも大丈夫」と考えるのは危険です。
DeNAは終盤に巨人へ強くなりました。ただ、東京ドームでは前半戦に何度も苦戦しています。短期決戦では「終盤の良いイメージを再現できるか」がポイントです。
ブルペン勝負ならDeNAに勝機はあるか
3試合制では先発投手を100球、120球と引っ張る必要はありません。
DeNAには中川虎大、伊勢大夢、岩田将貴、レイノルズらリリーフ候補がいます。
2026年は中川虎大が52試合、防御率2.45。伊勢が52試合、防御率3.02。岩田も27試合、防御率2.22と結果を残しました。
相川監督はシーズン前から「勝ちパターンを固定しすぎない」考えを持っていました。
CSではその柔軟性が生きる可能性があります。
第1戦を取る重要性|3試合制は初戦がとにかく大きい
DeNAは3位なので、引き分けでも巨人が有利です。
だからこそ、第1戦を取る価値は通常の3連戦以上です。
| 第1戦 | DeNAの状況 |
|---|---|
| 勝利 | あと1勝。巨人に大きな重圧 |
| 敗戦 | 残り2試合を2連勝する必要 |
| 引き分け | DeNAは残り2試合で巨人より多く勝つ必要 |
東を第1戦へ投入すると予想する最大の理由も、ここにあります。
DeNAが巨人に勝つための3条件
3試合制で最も重要な試合。エースで先手を取る。
条件2|長打で先制する
東京ドームで巨人の勝ちパターンに入る前にリードを作る。
条件3|リリーフを温存しすぎない
最大3試合。シーズン中とは違い、その日の勝利を最優先する。
巨人側の怖さ|2位のアドバンテージはホームだけではない
巨人の有利な点は東京ドーム開催だけではありません。
勝利数が並べば巨人が勝ち上がるため、試合が引き分け方向へ進むほどDeNAが不利になります。
DeNAは第1戦から積極的に勝ちに行く必要があります。
巨人側は「負けない野球」が選択肢になりますが、DeNAにはそれがありません。
2024年のCSを思い出す|3位から勝ち上がった経験
2024年、DeNAは3位からCSへ進みました。
ファーストステージで阪神を2勝0敗で突破。ファイナルでは巨人との第6戦まで戦い、最後は3-2で勝利して日本シリーズへ。
その後、日本一になっています。
71勝69敗3分・勝率.507。
同じ3位から、もう一度「下克上」を狙うCSです。
巨人を突破すれば次は阪神とのファイナル
DeNAがファーストステージを突破すれば、10月14日から阪神とのファイナルステージです。
10月4日のレギュラーシーズン最終戦に勝ったことで、2026年新ルールの「2勝アドバンテージ」適用条件をDeNAは回避しました。
そのため、DeNAが巨人を破ってファイナルへ進んだ場合、阪神のアドバンテージは従来通り1勝です。
関連記事|DeNA勝利でCS「2勝アドバンテージ」消滅!
巨人戦を突破した後の阪神ファイナル、日本シリーズ進出条件まで詳しく整理しています。
DeNAは巨人に勝てる?私の予想
結論として、私は「十分勝てる。ただし第1戦を落とすと一気に厳しくなる」と見ます。
年間対戦成績は12勝13敗。
数字ではほぼ互角です。
そして最近の直接対決はDeNAが優勢。9月の3連勝、10月3日の東京ドーム勝利という流れがあります。
一方で、東京ドームでは前半戦に大きく負け越しており、巨人には上位球団のルール上の優位もあります。
第1戦:東克樹でDeNA勝利を狙う
第2戦:尾形崇斗が候補
第3戦:石田裕太郎などを含め総力戦
シリーズ予想:DeNA 2勝1敗で突破の可能性あり
※あくまで10月5日時点の予想です。
まとめ|まず東で1勝、東京ドームで巨人を倒せるか
2026年のDeNA対巨人は12勝13敗。
年間では巨人が1つ上でしたが、シーズン終盤はDeNAが直接対決で巻き返しました。
・10月10日から東京ドームで最大3試合
・DeNAは先に2勝が必要
・勝利数が並べば2位巨人が勝ち上がる
・第1戦は東克樹が本命と予想
・巨人は戸郷、井上、竹丸、山﨑伊織らが候補
・9月の巨人3連戦はDeNAが3連勝
・10月3日も東京ドームでDeNAが5-2勝利
初戦を取れば、一気に2024年の再現が見えてきます。
まずは東克樹で巨人を止められるか。
2026年のDeNAにとって、ここからが本当の勝負です。
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・NPB.jp「2026年度 横浜DeNAベイスターズ 個人投手成績」
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※先発ローテーションは10月5日時点では正式発表前のため、シーズン成績・登板間隔・直近登板をもとに予想しています。

