DeNAフェニックスリーグ2026参加選手|注目の若手・支配下候補・2027年ブレーク候補を徹底分析

球団・チーム情報

この記事の結論

2026年のみやざきフェニックス・リーグは、DeNAにとって「若手の経験を積む秋」だけではありません。小田康一郎、篠木健太郎、深沢鳳介、武田陸玖ら2027年の一軍候補に加え、山﨑康晃、森敬斗、京田陽太、梶原昂希、関根大気といった一軍経験者も参加します。さらに益子京右、東妻純平ら支配下契約を外れることが発表された選手もメンバー入り。来季の一軍枠、支配下枠、レギュラー争いがすでに始まっているリーグとして見ると、今年のDeNAはかなり見どころがあります。

10月7日から宮崎県で「第23回みやざきフェニックス・リーグ」が始まります。

DeNAは10月5日に参加選手を発表。投手12人、捕手3人、内野手8人、外野手3人の計26人が現時点のメンバーです。

フェニックス・リーグは「二軍の秋季リーグ」という印象を持たれがちですが、実際には勝敗以上に、若手育成、故障明け選手の実戦、守備位置変更、新球種のテスト、来季の支配下・一軍争いなど、翌年へ向けた重要な実戦の場です。

DeNAフェニックスリーグ2026は10月7日開幕

2026年のみやざきフェニックス・リーグは10月7日から28日まで開催されます。

DeNAの初戦は10月7日の楽天戦。宮崎県内の複数球場を使いながら、NPB球団だけでなく、オイシックス、くふうハヤテ、韓国球団、選抜チームなどとも対戦します。

開催期間
2026年10月7日(水)〜10月28日(水)

DeNA初戦
10月7日(水)12:30 DeNA-楽天(日向)

シーズン終了直後ですが、若手や一軍出場機会が少なかった選手にとっては、ここからもう2027年シーズンが始まると言ってもいいでしょう。

DeNAのフェニックスリーグ参加選手一覧

球団が10月5日に発表した参加メンバーは次の26選手です。参加選手は今後追加・変更される場合があります。

投手12人

背番号 選手
12 竹田 祐
19 山﨑 康晃
30 篠木 健太郎
33 武田 陸玖
38 松本 凌人
43 深沢 鳳介
46 坂口 翔颯
93 庄司 陽斗
98 マルセリーノ
102 清水 麻成
103 金渕 光希
111 吉岡 暖

捕手3人

背番号 選手
32 益子 京右
57 東妻 純平
127 上甲 凌大

内野手8人

背番号 選手
3 小田 康一郎
6 森 敬斗
9 京田 陽太
37 加藤 響
44 石上 泰輝
56 田内 真翔
66 高見澤 郁魅
131 清水 詩太

外野手3人

背番号 選手
58 梶原 昂希
63 関根 大気
155 小針 大輝

一番注目したいのは小田康一郎|2027年の一軍候補

野手で最も注目したいのは小田康一郎です。

2026年のファームでは79試合に出場し、打率.267、4本塁打、41打点。さらに14盗塁を記録しました。

小田康一郎 2026年ファーム
79試合/74安打/打率.267/4本塁打/41打点/14盗塁

打率だけで圧倒したわけではありませんが、打点、長打、走塁まで含めて総合的に結果を残しています。

背番号3という期待の大きさも含め、2027年は一軍の内野争いへ本格的に入ってほしい選手です。

フェニックスでは単純な打率よりも、強い打球を増やせるか、三振と四球のバランス、複数ポジションでの守備などを見たいところです。

篠木健太郎|2027年ローテ候補として先発を続けるか

投手で最も気になるのが背番号30・篠木健太郎です。

2026年のファームでは6試合、18回2/3を投げて防御率2.41、23奪三振。イニング数を上回る奪三振を記録しました。

登板 投球回 奪三振 防御率
6 18回2/3 23 2.41

球威は一軍でも通用する可能性を感じさせます。

フェニックスで注目したいのは「何キロ出たか」だけではなく、先発として複数イニングを安定して投げられるかです。

篠木で見たいポイント
・先発として投球回を伸ばすか
・四球を抑えられるか
・変化球でカウントを取れるか
・ストレートで空振りを取れるか

深沢鳳介|すでに一軍5勝、来季ローテ入りへ

フェニックス参加メンバーの中でも、一軍実績では深沢鳳介が目立ちます。

2026年は一軍10試合で5勝1敗、防御率2.96。ファームでも13試合、5勝0敗、防御率1.58でした。

区分 登板 勝敗 防御率
一軍 10 5勝1敗 2.96
ファーム 13 5勝0敗 1.58

「来季ブレーク候補」というより、すでに2027年ローテーション候補に入っていると見てもいい成績です。

フェニックスでは結果を求めすぎるより、投球回を積みながら来季へ向けて球種や配球を試す場になる可能性があります。

武田陸玖|50回で50奪三振、左腕としての伸びしろ

武田陸玖も注目したい左腕です。

2026年ファームでは16試合、50回1/3、50奪三振、防御率3.40。

2勝6敗という勝敗だけを見ると目立ちませんが、50回で50三振という奪三振能力は魅力です。

武田陸玖 2026年ファーム
16試合/50回1/3/50奪三振/防御率3.40

左投手はチーム編成上も価値があります。

フェニックスで球速、制球、変化球の完成度を上げられれば、2027年の一軍候補へ一気に近づきます。

竹田祐も参加|一軍経験組が宮崎へ行く意味

竹田祐も参加メンバーに入っています。

一軍を経験した選手がフェニックスへ行くのは、「二軍に落ちた」という単純な意味ではありません。

先発投手なら投球フォーム、新球種、投球割合、スタミナなど、公式戦では試しにくいテーマへ取り組めます。

来季ローテを争う投手にとって、秋の実戦はかなり重要です。

山﨑康晃が参加するのはなぜ?若手だけのリーグではない

今回のメンバーを見て驚くのが山﨑康晃です。

長年一軍で投げてきたベテラン投手が、若手中心のフェニックス・リーグへ参加します。

2026年はファームでも4試合に登板し、防御率6.75。4回で10奪三振と三振能力は見せた一方、6安打を許しました。

山﨑にとっては、勝敗を競う以上に、2027年へ向けた投球の再構築がテーマになると考えられます。

フェニックス参加=若手限定ではない
調整したい一軍経験者、フォームを修正したい投手、打撃や守備に新しい取り組みを入れたい選手も参加します。山﨑の参加は、来季へ向けた本気の再調整と見る方が自然です。

森敬斗|ファーム打率.270、15盗塁から一軍定着へ

森敬斗も2027年へ向けて重要な秋になります。

2026年ファームでは74試合、打率.270、15盗塁。

長打は多くありませんでしたが、走力は明確な武器です。

課題は「一軍で何を武器にレギュラーを取るのか」。打撃、守備、走塁のうち、どこで他の内野手より優位に立つかがフェニックスでも問われます。

梶原昂希|打率.277・13盗塁、もう一度一軍の外野争いへ

梶原昂希も一軍経験が豊富な選手です。

2026年ファームでは36試合、打率.277、1本塁打、11打点、13盗塁。

試合 打率 本塁打 盗塁
36 .277 1 13

俊足という分かりやすい武器があります。

2027年の外野争いへ戻るには、出塁率と守備の安定、そして三振を減らせるかが重要になります。

京田陽太・関根大気も参加|一軍経験者にとっては来季への再競争

京田陽太、関根大気も参加します。

若手育成が主目的のリーグに一軍経験者が参加することは珍しくありません。

彼らにとっては、来季の役割を待つのではなく、自分からもう一度ポジションを取りに行く秋です。

CSメンバーとフェニックス組に分かれる時期だからこそ、ここでの結果が秋季キャンプや春季キャンプの立ち位置につながる可能性があります。

益子京右・東妻純平|支配下を外れた後だからこそ重要な実戦

捕手では益子京右、東妻純平が参加します。

両選手は2026年オフに来季の支配下契約を結ばないことが発表されています。

一方で球団から育成契約を打診されたと報じられており、フェニックスでの実戦は来季へ向けた重要なアピールの場になります。

捕手陣で見るポイント
・打撃結果
・盗塁阻止
・投手との配球
・複数投手とのコミュニケーション
・来季の育成契約から再支配下を狙えるか

育成選手は支配下へ近づけるか|注目したい名前

フェニックス・リーグは育成選手にとって特に重要です。

支配下枠へ入るためには、春季キャンプまで待つのではなく、秋から首脳陣へ印象を残す必要があります。

庄司陽斗

2026年ファームで15試合、5勝2敗、防御率2.08。47回2/3で41奪三振と結果を残しました。

清水麻成

ファーム11試合、11回、防御率1.64。登板数は多くありませんが、失点を抑えています。

吉岡暖

ファーム6試合、7回、防御率1.29、8奪三振。少ない登板ながら数字は良好です。

上甲凌大・高見澤郁魅・清水詩太・小針大輝

野手の育成組も、一軍の空きポジションを意識しながら実戦経験を積むことになります。

特に捕手・内野・外野のどこで「この選手を支配下へ上げたい」と思わせられるかが重要です。

私が注目する2027年ブレーク候補5人

1位 小田康一郎
打率.267、41打点、14盗塁。内野の新しいレギュラー候補として一番見たい選手。

2位 篠木健太郎
18回2/3で23奪三振。球威は魅力十分。先発として形を作れるか。

3位 深沢鳳介
一軍5勝。ブレーク候補というより、来季ローテ候補。

4位 武田陸玖
50回1/3で50奪三振。左腕という価値も大きい。

5位 庄司陽斗
ファーム5勝2敗、防御率2.08。支配下候補として注目。

この5人以外にも、加藤響、田内真翔、梶原昂希らは2027年の一軍争いへ絡める選手です。

フェニックスリーグの日程|DeNAは18試合予定

DeNAは10月7日から28日まで、休養日を挟みながら18試合を予定しています。

日付 対戦
10/7 楽天
10/8 阪神
10/9 広島
10/10 オイシックス
10/12 西武
10/13 オリックス
10/14 斗山
10/15 中日
10/17 ソフトバンク
10/18 ヤクルト
10/19 JRPB選抜
10/20 巨人
10/22 西武
10/23 日本ハム
10/24 ハヤテ
10/26 ロッテ
10/27 ハンファ
10/28 中日

NPB球団だけでなく、韓国球団や選抜チームと対戦できるのもフェニックス・リーグの特徴です。

フェニックスリーグで見るべき数字は「打率と防御率」だけではない

秋の教育リーグで一番気をつけたいのは、打率や防御率だけで選手を評価しないことです。

投手で見たいポイント

  • 何イニング投げたか
  • 四球が減っているか
  • 三振を取れているか
  • 新しい球種を試しているか
  • 先発かリリーフか、役割が変わっているか

野手で見たいポイント

  • 長打が増えているか
  • 四球を選べているか
  • 盗塁や走塁の積極性
  • 守備位置を増やしているか
  • 若手投手相手だけでなく一軍経験投手にどう対応するか

たとえば小田が打率.400でも、それだけで一軍確定ではありません。

逆に打率.220でも、長打が増え、新しい守備位置へ挑戦し、内容の良い打席を重ねていれば十分意味があります。

2027年の一軍争いはもう始まっている

一軍はCSへ向けて戦っています。

その裏で、宮崎では2027年の競争が始まります。

ドラフト会議は10月22日。新しい選手が入団すれば、支配下枠と一軍枠はさらに狭くなります。

だからこそ、既存の若手や育成選手にとってフェニックス・リーグは「経験を積むだけの場所」ではありません。

秋の結果が春の立場を変える
フェニックスで結果を残す
↓
秋季キャンプで注目される
↓
春季キャンプで一軍スタート
↓
開幕一軍・支配下登録へ

この流れを作れる選手が誰なのかを見るのが、フェニックス・リーグの一番面白いところです。

まとめ|勝敗より「誰が2027年の一軍へ近づくか」を見たい

2026年のDeNAフェニックス・リーグ参加メンバーは、若手だけではありません。

小田康一郎、篠木健太郎、武田陸玖ら期待の若手。

深沢鳳介のようにすでに一軍で結果を出した投手。

山﨑康晃、森敬斗、京田陽太、梶原昂希、関根大気ら一軍経験者。

益子京右、東妻純平ら来季へ向けて立場が変わる選手。

特に注目したい5人
小田康一郎
篠木健太郎
深沢鳳介
武田陸玖
庄司陽斗

勝った、負けた以上に、「誰が新しい武器を身につけたか」「誰が来季の一軍へ近づいたか」を見るリーグです。

2027年の横浜スタジアムで活躍する選手が、この3週間から出てくるかもしれません。

主な確認資料
・横浜DeNAベイスターズ「第23回みやざきフェニックス・リーグ 参加選手決定のお知らせ」
・NPB.jp「第23回みやざきフェニックス・リーグ 試合日程」
・NPB.jp「2026年度 横浜DeNAベイスターズ ファーム個人打撃成績」
・NPB.jp「2026年度 横浜DeNAベイスターズ ファーム個人投手成績」
・NPB.jp「2026年度 横浜DeNAベイスターズ 一軍個人投手成績」
※参加選手は10月5日現在。球団公式の案内どおり、今後追加・変更される可能性があります。
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