度会隆輝選手が10月10日のCSファーストステージ第1戦、巨人戦の9回にマルティネス投手から決勝ソロ本塁打を放ち、DeNAを2-1の勝利へ導きました。今季は出場機会が減った時期もありましたが、134試合に出場して積み上げた経験が、短期決戦の大きな一振りにつながりました。
初戦の勝敗が大きくものをいうCSで、度会隆輝選手が主役になりました。牧秀悟選手の先制弾で始まった試合は同点のまま終盤へ。9回に飛び出した決勝弾は、チームをファイナルステージ進出へあと1勝とする価値ある一打です。
9回、マルティネスから放った決勝ホームラン
巨人とのCSファーストステージ第1戦は1-1で9回を迎えました。1死から打席に入った度会選手は、巨人のマルティネス投手の球をとらえ、右中間への勝ち越しソロ本塁打を放ちました。
第1戦は牧選手の初回先制弾と度会選手の決勝弾による2得点。先発・東克樹投手が7回1失点と試合をつくり、浜地真澄投手、S.レイノルズ投手につないだ投手陣を、9回の一振りが勝利へ導きました。
クローザー級の投手と対峙する緊張感のある場面で、試合を動かす長打を打てたことは、度会選手にとってもチームにとっても大きな意味を持ちます。
出場機会が減った今季中盤、それでも積み上げた134試合
今季の度会選手は、シーズンを通して順風満帆だったわけではありません。開幕後はレギュラーに近い立場で出場していた一方、5月の月間打率.303に対して6月は同.222と数字を落とし、外野の競争もあってベンチスタートが増えた時期がありました。
それでも、結果が出ない時期に流れを手放さず、レギュラーシーズンは134試合、打率.274、9本塁打、51打点を記録しました。数字だけを見れば安定したシーズンに見えますが、その途中には起用や調子の波と向き合う時間がありました。
好不調の波を経験しながら打席に立ち続けたことが、初めてのCSという特別な舞台で、迷わず振り切る土台になったと受け取れます。
苦しい局面で見せてきた前向きさと、先輩たちに支えられた歩み
度会選手は、プロ入り直後から大きな期待を背負ってきました。若い選手にとって、結果が出ない期間や失敗の直後にどう立ち上がるかは、技術と同じくらい大切な課題です。
2024年には、悔しい結果の直後に京田陽太選手と牧選手が度会選手のもとへ駆け寄った場面もありました。今回の記事では、誰がどのような打撃技術を助言したかまでは確認できていないため断定しません。ただ、経験豊富な先輩と日々同じグラウンドに立ち、競争と支えの両方を受けながら前を向き続けてきた歩みは、度会選手の成長を考えるうえで欠かせません。
本人が球団公式プロフィールで挙げるチャームポイントは「プラス思考」。出場機会が限られる時期にも腐らず、シーズンを通して戦い抜いた先に、CS第1戦の決勝弾がありました。
短期決戦でつかんだ大きな1本
ファーストステージは、1試合の結果がそのまま突破の行方に直結します。初戦を取ったDeNAは、10月11日の第2戦に勝てばファイナルステージ進出が決まります。
度会選手の一打は、単なる勝ち越し本塁打ではありません。シーズン中の競争や不調を経て迎えた短期決戦で、チームに必要な場面をものにした一振りでした。第2戦以降も、勢いを持った若い外野手の打席に注目です。
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情報源:横浜DeNAベイスターズ公式 試合結果、NPB 度会隆輝選手 個人年度別成績、Full-Count(今季中盤の起用と成績に関する報道)

